「Farm Roots Visions」さんが、 草刈り講習の動画をアップしてくれました。
とてもいい編集をしてくれています。以下、Utubu動画の説明より。
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「Farm Roots Visions」さんが、 草刈り講習の動画をアップしてくれました。
とてもいい編集をしてくれています。以下、Utubu動画の説明より。
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庭師業界は高齢化が進み今年引退した親方も何件かおられます。シルバー人材センターも若い人の参加が少なく、近所の庭の手入れをしていたお父さんももう脚立に登れないとかで隠居することが多くなりました。そんなタイミングで独立したこちらとしては、仕事があってありがたいことですが、このままでは庭はほったらかしにされ、田んぼには木が生えてしまいます。
「 緑の便利屋さん 山奉仕」は、開業して3年を超えました。2年で顧客100件の目標を達成し、3年で150件近くになってしまいました。のんびりと一人親方として、自分のペースで仕事をしていくつもりでいたので、今年は仕事をあまり受けないようにしていたのですが、そういう状況ではなくなってきました。
こちらにはまだ仕事が軌道に乗らない移住者もいますし、コロナで休みが多く子育てに困っている若い世代もいます。まだまだ働ける65歳程度の人もたくさんいます。これらの人たちに「仕事を与えていける存在にならなければならない」と思うようになってきました。庭木の手入れに興味がある人には剪定指導を。庭木に興味がなくてもただ収入がほしいという人には掃除や草刈りや剪定ゴミの片付けなどで仕事を作っていかなければならないと思うようになりました。
来年からは仕事も積極的に受けて、どんどん周囲に回していけるようにならなければならない。世代的にもそういう責任があるのではないかと考えるようになりました。
写真は今年度受講している恵那市の庭木剪定市民講座の様子です。「恵那庭木の会」というボランティア団体の方々が一般の恵那市民に向けて開催されています。講座のやり方を勉強するために参加させてもらっていますが、本当はこういう講座はプロがやらなければいけないなと思いました。専門学校や工業農業高校などもそうですが、プロがやらないから技術や知識が伝わっていかず、間違った知識も広がってしまいます。大工さんや左官さんや瓦屋さんや畳屋さんなど、今職人の技術が途絶える瀬戸際にあります。来年度はこんなこともやっていきたいと思っています。
恵那市民講座の様子 |
恵那市・中津川市は栗菓子の名店がたくさんあります。秋は「栗きんとん」なる銘菓が大人気で、たくさんの観光客が訪れます。
恵那中津川地域は、栗の名産地ではありますが、たくさん売れる栗菓子を当地域の栗だけではまかないきれません。
「えな笠置山栗園」は、グリンピア恵那の跡地を日本一の栗畑にしようと、10年ほど前に立ち上がった地元の有志によって作られた栗農園です。やっと栗の収量も増えてきたのですが、高齢化が進み、草刈り・栗拾い・剪定などいつも人手不足です。
三内丸山遺跡では、縄文時代から栗の栽培が行われていたことが分かっています。そんな栗で地域の農業を興こしていこうというその心意気に打たれ、僕も時々手伝いに行っています。
今年は栗拾いイベントを限定100人で8日間行い、たくさんのお客様が参加してくれた模様です。お客様と農園の互いにウインウインのイベント、よく思いつきましたね。
見積に行ったお客さまが、ブログに書いてくれました。これからも、植物に対する敬意を忘れずにいたいと痛感しました。
ちょうどひと月ほど前でしょうか、新型コロナ(COVID-19)の第2波が来ると言われ始めた頃の2020年7月13日、お盆のため私は実家がある岐阜県に帰省をしておりました。
祖父母が数年前に他界して以来、実家の庭は荒れ放題です。草花が好きだった祖母が毎日目についた草をちょんちょんと摘んで抜いていた姿を思い出すと、日々の些細な行いが、どれほど大事であったのかと痛感します。
そこで隣町に住む庭師さんに連絡を取り、この荒れ放題となった庭を見てもらい、アドバイスをもらう事にしました。夕方、仕事帰りに立ち寄ってくださった庭師さんは、わが家の庭を見て苦笑い。「庭の手入れ以前の問題ですね」。
私は信州の自宅から草刈り機を持参していましたので、どこから手をつけて良いか教えを請いました。そう、私は背丈を超えるほどにジャングルと化したこの草々と、どう戦ったら良いでしょうか?と尋ねたのです。
しかし、庭師さんの答えは違いました。
植物が持つ " 力 " の奥深さを淡々と語ってくれたのです。原始の地球に出現したストロマトライトという藻が地球に酸素をもたらしたこと。植物が光合成を通して、地球上に住む生物の環境を整えていること。幾多の生存競争を繰り返して、植物はその植生を広げている事。
庭師さんが静かに語る話に耳を傾けているうちに、私は「植物を相手にしても、これは勝てないぞ」とだんだんと思えてきました。目の前の庭は、道路を挟んで竹林に繋がり、竹林を下ると棚田を抜けて里山、そして恵那山の峰へと続いています。
「私はあの恵那山の峰へと続くこの広大な緑の連なりに戦いを挑もうとしていたのか?」と考えると、何だか目眩を感じてきました。人間が草を薙ぎ倒し刈り取ったところで数日もすれば、その晒された屍の下からはまた新しい芽吹きが始まる。
「私(人間)が挑もうとしていたことは、きっとムダなのかもしれない。いいや、そもそも植物を相手に戦うという考え方がきっと『おこがましい』に違いない。」そういう思いに気持ちが変わりはじめました。
庭師さんにアドバイスを頂いた翌日、私は前日までと全く違う気持ちで庭に立っていました。
今年の長引く梅雨を幸いとして、草刈り機をゆったりと構え、ホウキで掃く様に優しく草の中を進みます。決して戦いを挑もうなどと傲る気持ちではなく、「どうも、おじゃまいたします」という素直な気持ちでした。
祖父母が愛でて楽しんでいた、あの庭の姿に近づくことは難しいかもしれません。何年かかかることとは思いますが、私は私なりに植物や庭に寄り添うことができたらいいなという思いで、今はおります。
あれから一月余が経ち、実家がある市内でもCOVID-19の感染者が判明したそうです。なかなかすんなりと帰省がしづらい世情があります。でもそんな中、実家の荒れ放題であろう庭の事を想うと、今の私はとても愛おしく思えてならないのです。
恵那山 |
まずはツゲの刈り込み |
モミジの剪定にもチャレンジ |
モミジ施工後 |
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まずは剪定についての説明 |
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ツツジの刈り込みをやってみよう |
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ほら、初めてでもここまでできた |
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電動バリカンはコードを切ってしまうのが怖い。 コードを切らないようにする方法もお教えします。 |
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「森の幼稚園くりくり」こんな森の中で幼稚園を開園しています |
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<施工前> 人の入れないような竹藪でした |
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<施工後> 森は生きています。これで完成ではありません。 |
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施工前 後ろの田んぼを日陰にしてしまいます。 |
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施工前 二段梯子でやっと届く高さ。 幹の太さにも注目。直径で大人二人分。 |
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施工後 |
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最初の完成 |
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やっぱ変更 |
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竹で井戸蓋 |
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イチイの刈り込み前 |
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イチイの刈り込み後 |
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元気そうに見えますが、内側の枝はほとんど枯れています。 |
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壁や道路を傷つけないように、ロープで吊り切りしました。 |