2020年5月15日金曜日

里山デザイン(森の幼稚園くりくり・飯地テント村)



この一か月は「里山デザイン」な一か月でした。

中津川市蛭川の「森の幼稚園くりくり」では、枯れ木の伐採をして、子どもたちの安全確保のためのお手伝いをさせていただきました。それと共に、子どもたちが遊びやすいような場にするために、園路作成の提案や、伐採した丸太を使っての遊具の提案をさせていただきました。

森の幼稚園くりくりFacebookページ
https://www.facebook.com/inochimori.kurikuri/

画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、屋外、自然



画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、屋外、自然
「森の幼稚園くりくり」こんな森の中で幼稚園を開園しています



 恵那市飯地町の「飯地高原自然テント村」では、竹で覆われた山林を、どうデザインしたら良いかという相談を受けました。

「飯地高原自然テント村」HP
https://iijitentomuracamp.localinfo.jp/

<施工前> 人の入れないような竹藪でした
 竹藪をかき分けて中に入ると、その中には貴重な広葉樹の芽生えがたくさん見られました。枯れ木を伐採し、竹をコントロールできれば、ここが美しい森に生まれ変わると確信しました。周辺の竹は残し、そこから3m部分は1mを残して伐採し、中心部分は完全に伐採するという提案をしました。そうすることで周辺部分だけに竹を残すことができます。

<施工後> 森は生きています。これで完成ではありません。
 竹と枯れ木を伐採し、切った丸太は刻んで園路の境に置いていきました。これでとりあえず人が入れるようになりました。今後は水路を整備したり、木に名札を付けて、お客様に楽しんでもらえる空間を作っていきたいと考えています。

庭や森は生き物で構成されています。常に成長を続けており、完成ということはありません。テント村には今後も月一回づつ入って管理をし続けていきたいと思っています。