2020年6月27日土曜日

剪定指導 刈込と剪定

中古の家を買って、庭がついていましたが、どうやって管理していけば分からなかった若夫婦。
手入れの依頼をされていましたが、せっかくだから一緒にやって剪定を覚えましょう、ということになりました。

まずはツゲの刈り込み
 まずは刈り込みを覚えました。円い形をイメージして、それを形にするのは意外に難しいのですが、ご主人はなかなか才能があります。


モミジの剪定にもチャレンジ
 刈込も、アジサイの剪定も、モミジの剪定も、基本的にはみな同じなのです。
というか、山奉仕流剪定では、すべて同じ考えでやることができるように整理してあります。
基本は「陽当たりと風通し」なのです。

モミジ施工後
はじめても剪定でも、ここまでできました。
もちろん、私の指導があってのことですが、来年からは自分でやってみるとのことです。
もし失敗したら手直しに行きますので、チャレンジしてみてください。
自分で手入れをすると、もっと愛着が湧きますよ。

2020年6月9日火曜日

おじいさんのお庭を手入れしたいお孫さん

祖父の家を引き継いだお孫さん、せっかくおじいさんが手入れをしていたお庭を自分でも手入れできるようにしたいと、剪定指導をすることになりました。

まずは剪定についての説明

ツツジの刈り込みをやってみよう
 刈り込みの多いお庭なので、刈り込みを覚えればほとんど自分でできるようになります。


ほら、初めてでもここまでできた
でも、刈り込み鋏は女性には重たいし、あれでなかなか技術の習得には時間がかかります。で、電動バリカンを使ってもらいました。

電動バリカンはコードを切ってしまうのが怖い。
コードを切らないようにする方法もお教えします。

「軽くて全然つかれな~い。楽しい~」と、喜んでいただけました。
来年は自分でやってみるとのことです。自分でできない高い所は私を呼んでください。
自分でやってみると、意外と奥が深くてたくさん疑問が湧きます。疑問が湧いたら何でも質問してください。

刈り込みの手順
1、軽く全体を手で振る
2、枯れ枝、逆さ枝、徒長枝、ヒコバエを取る
3、丸く刈り込む
4、もう一度手で振る
5、飛び出してる枝をもう一度刈り込む
6、切り口の固い所を少し輪郭の内側で外す
7、全体の濃さを整える
8、再度手で振ってゴミを綺麗に落とす

これが刈り込みの基本手順です。基本のはずなのに、現状はプロの庭師でもなかなかここまでちゃんとやりません。手間をかけて料金が上がるのを、お客様が嫌がるからです。でも、ここまでちゃんとやれば本当に綺麗になりますし、一年経っても形が崩れません。
料金がかかるのが嫌であれば、ご自分でできれば良いのです。自分でやれば、料金のことを気にせず納得いくまでできるのです。
ちょっと指導を受ければ女性でもできます。お勧めです!