2020年7月22日水曜日

草刈り指導

恵那市笠置町に移住してきた芸術家の青年。副収入として草刈りを仕事にしようとしているそうです。
プロとしてやっていく上で、本格的に草刈りを教わりたいと申し出てくれました。
講習場所は、彼の新居周辺と地元の高齢者の田んぼの法面を選びました。
経験者ということでしたが、「教わった一言一言を絶対に忘れません」との重いお言葉をいただきました。


初心者でも、経験者でも、草刈り講習をやっていますので、お声掛けください。
田舎暮らしに草刈りは欠かせません。経験者でも意外と知らないことがあると思います。
きれいに・楽に・早く刈るにはどうすれば良いか?皆さんにお伝えしたいことがたくさんあります。
例えば、「刈るのは機械であって、あなたではない」ということです。あなたは機械のお手伝いをするだけです。
また、「草刈りの目的は草を殲滅させることではなく、草と共存すること」です。草と戦う気持ちを捨ててください。

具体的にはこんなことを伝えています。

<機械について>
刈払い機の選び方は?
女性に合う刈払い機は?
使用方法に見合った排気量は?
両手ハンドル・片手ハンドル、どちらが良い?
エンジンがかからなくなる原因は?
最低限のメンテナンスは?
肩掛けバンドはダブルが良いか、シングルが良いか?

<刈り方について>
ひもと刃の使い分けは?
どんな刃を選べば良いか?
どんなひもを選べば良いか?
刈り高はどの程度が良いか?
草の種類で刈り高を変える?
刈った後、伸びにくい方法は?
刈り高が一定になるポジションは?
刈り残しが出てしまう理由は?
刈り幅はどの程度が良いか?
往復で刈るか、片道で刈るか?
刃のどの部分で刈るか?
ひものどの部分で刈るか?
刈る順序が大事?

<安全について>
どの程度まで石は飛ぶか?
ゴミの飛ぶ方向は?
足を刃で切らないためには?
安全性を高める服装は?
法面で滑らないためには?
熱中症になりにくい服装は?
ヘビ・ハチの対策は?

「緑の便利屋さん 山奉仕」では、草刈りや剪定をセルフでできる人を増やしていきたいと思っています。