「大きくなりすぎた木が屋根を超えてしまった」「道路に出てしまって道を狭くしてしまっている」「お隣の敷地にはみ出してしまっている」
毎年定期的に剪定を行っていれば、庭木を維持するのはそれほど難しいことではありません。
しかし数年放っておくとすぐに木は大きくなってしまいます。
そんな時こそ「山奉仕」の腕の見せ所です。
やたらなところで切ると枯れてしまったり、不格好になってしまいます。
小さくおさめるためには、木に対する知識と技能と思いが必要です。
上の写真は施工しはじめてしまいましたが、屋根を超えるほど大きくなってしまったハナミズキです。
施工後です。真ん中の芯を思いっきり下げました。切り口は腐りやすいので、保護剤を塗ってあります。不格好に見せずに小さくするのはとても難しいのです。
右はキンモクセイ。手前の道路側に大きくはみ出しています。左はクロガネモチ、高さもさることながら、左側のお隣の敷地に大きく出てしまっています。
こちらが施工後です。キンモクセイはただ小さく刈り込んでも反発するだけですので、かなり太い枝を抜いて薄くしました。こうすると反発は少なく、木の内側まで風や光が入るようになり健康になります。
クロガネモチを枯らさずに強剪定するには、剪定時期と残された芽の見極めが大事です。
違う角度からの施工後写真。施主さまには大変喜んでいただきました。
地域の里山やお庭が美しくなっていくことに貢献できるなら、それこそが私の喜びです。
ここまでの作業、一日15,000円とゴミ運搬廃棄で軽トラ一台5,000円、合計20,000円也。