2019年5月25日土曜日

竹藪伐採

中津川市苗木地区のこちら、オーナー不在の空き家の周りの竹藪が、25年も放置されてきました。
竹藪入口に石の無縁仏か山の神様がおり、昔この神様の近くの木を切ったおばあさんがケガをしたとかで、誰も周囲の木を切りたがらなくなったのだそうです。
しかしこの度、地域の住民たちが立ち上がり、「なんとかしたい」と伐採の依頼をされてきました。
昔話の件も聞かされましたが、「僕は神様に守られているので大丈夫です」とうそぶいて、塩をまいて神様にご挨拶をしてから作業をスタートしました。

広さは150坪ほどで「大したことはない」となめてかかりましたが、さすがに25年の密集度はものすごい。

施工前

施工前
 倒すだけならなんとか二日で終わりましたが、問題はそこから。片付けはもっともっと時間がかかります。ある程度一か所にまとめておかないと、次々出てくる竹の処理がやりづらくなります。

伐採後

伐採後
 このままでは日数も金額もかなりかかってしまう旨を相談したところ、地域の男性陣が一緒に片付け作業をしてくれることになりました。

地域の皆さんと共同作業

休憩時間には奥様方から差し入れが大量に。素晴らしい地域のつながりです。
 季節外れの暑さが続いた中、自分の土地でもないことのためにお金と労力を注ぎ込むことができるこの地域の皆さん、尊敬します。
昔話の逸話も忘れてしまうほど、事故もなく楽しく作業は終了しました。

施工後。きれいになりました。
施工後 写真右側に小さな石の神様が、よく見えるようになりました。
片付け最終日には、早くも次のタケノコがたくさん出てきていました。
そいつらは6~7月に出揃ったところで1m切りにして根絶やす予定でいます。
今後の経過もまたいつかブログにて報告します。