私も自然エネルギーを利用して発電することには賛成しますが、山を切り崩して太陽光パネルを設置するのであれば、温暖化を助長し山の保水力を弱め、災害の危険性を高めてしまうということになり本末転倒だと感じます。
自宅や工場の屋根や、空いている敷地を利用するというのであれば賛成しますが、投資目的で田舎の環境や景観を損なってまで利益を得るというのには賛成できません。
当地域でも太陽光施設の設置に反対する運動がおきており、恵那市議会でも市民からの反対の声に、太陽光施設の設置を規制する条例が作られました。
そんな折、最近県外のお客様から、恵那・中津川市内の太陽光発電施設周りの草刈りの依頼が続いております。
依頼を受けたオーナーの皆さんには説明していますが、刈払い機を使っての草刈りを行なった場合、太陽光施設やフェンスに傷をつけたり、パネルに石が跳ねて壊してしまう危険性が高く、責任を負えないということでお断りさせていただいています。
刈払い機を使わずに手刈りをすることは可能ですが、相当日数がかかり、多分そこまでお支払いできないでしょうし、こちらもそんなに日程を空けることは難しいと思います。
その上で、私自身恵那の里山の自然が気に入って、都会から移住してきた者ですからなおさらです。
栗畑ごしに中央アルプスを眺める景色が好きでした |
オーナーさんは、きっとこの光景を見たこともいないのでしょう |