2月のある日、山奉仕メンバーで、中津川市の植木生産をしている庭師、小池さんの植木畑の見学に行きました。小池さんは、20年以上も中津川の木を種から苗木として育てて、愛知県などで販売しているベテランの植木屋さんです。我がメンバーも、植木の仕入れ先として、また苗木の育て方を教えてもらいに見学をさせていただきました。
種から苗木を育てる難しさなど、少しそのコツを教えてもらいました。
小池さんの植木畑 |
種から2年程度のヤマボウシ 黒マルチはウサギ除けだそう |
山奉仕メンバーの岡田さんは、小池さんから「ヤマボウシの苗を持っていきなよ」と勧められ、喜んで持って帰りました。
そしてここからは、「えなスクールネットワーク 飯地小学校 裏山の環境整備」の記事からです。http://www.ena-gif.ed.jp/iiji-e/news/46/371/
飯地小学校の校長先生が書いてくれました。
山奉仕メンバーが山法師を植える、これぞまさに恵那の里山を守る「山奉仕活動」です!
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学校の裏山に「山法師(やまぼうし)」の苗を植えました。
「飯地の森」の講師、岡田敏克さんは、学校裏山でも大変お世話になっております。
秋には、地面に草が生えるよう間伐してくださいました。 |
そして、倒木を使って多くの土留めを作ってくださいました。 |
大雨が降ると地滑りがおこって側溝に土がたまり、道路が冠水しやすくなっていました。岡田さんは、土中環境の改善を図ることで改善できないかと、いろいろなアイデアを出して取り組んでくださっています。その一つが植樹です。 |
「知り合いの方から山法師の苗をいただいたので植えようと考えています」とのお話を伺い、6年生には卒業記念の植樹として、5年生には森林学習の一環として植樹に協力してもらえないかと呼びかけてみました。するとみんなが快く応えてくれました。 |
植え方の説明を聞いて、さっそく活動開始です。 |
まずは土留めのところに植えました。 |
「植えたものが全て根付くとは限らないから、いろんなところに植えてみてね」土留めのところ以外でも良さそうな場所を探して植えました。 |
どこに植えたかわかるように目印をつけました。 |
山法師がちゃんと根付けば3~5年で花を咲かせます。高学年の皆さん、卒業してからも時々学校の裏山を覗いてくださいね。 「とにかく実験的にやってみましょうか」裏山の土中環境がよくなるよう、たくさんのアイデアを出して取り組み続ける岡田さんの姿は、本当にかっこいいなと思います。 |