2019年3月18日月曜日

家の裏山の竹やぶが迫ってくる!

「家の裏山の竹やぶが物凄い勢いで迫ってきて、家にまでかかってきよる。なんとかならんもんか」

ということで、昨年に引き続きの作業です。
竹と大きくなる木は伐採し、あまり大きくならない木は少し小さく抑えることにしました。全伐採してしまうと山の崩落も不安だし、僕の美的センスからそんなデザインを考えてみました。アセビ・ソヨゴ・ミツバツツジ・ウメモドキ・シロモジ・ヤブツバキなど、あまり大きくならずにしかもキレイな花をつける木がたくさん出てきました。
「キレイになったのう、あんなにアセビがあったとは、竹に隠れて見えなんだわ」
と、施主さんおよび近所の方から大好評でした。
実はこの地域の皆さんは、山に美しい木々が生えてくることをあまり知らないのです。
下世話な話し、結構なお金になる貴重な樹種が多いというのに。場合によっては立派なヒノキよりも小さなソヨゴの方が値段が高かったりします。
「山なんか持っててもしゃあない」と最近は言われていますが、こうやってもう一度山の良さを見直してもらうことができたら嬉しいです。

施工前 家の屋根にかかっている竹

施工前 竹藪がすごい勢い

施工後 今はアセビが花盛り

施工後 これからミツバツツジや椿の季節