2023年11月24日金曜日
岐阜県恵那市オンライン講座 プロから学ぶ草刈り講座〜実践編〜
2023年11月19日日曜日
カイヅカイブキの剪定
カイヅカイブキという木は、大気汚染や潮風にも強いため、昭和の時代に流行した針葉樹で、主に目隠しとして生け垣に利用されてきました。
しかし、この木は剪定を怠って数年放置すると、大きく伸びすぎてしまい、強く刈ると「杉っ葉」と言って、固い枝葉が出てくるようなになり、カイヅカイブキの柔らかさが損なわれてしまうのです。この現象を庭師業界では「先祖返り」と呼ばれています。
カイヅカイブキの杉っぱ |
関東で私が修行していた頃は、「カイヅカイブキは刈り込んではいけない」と教わっていたのですが、当地域ではほとんどのカイヅカイブキが刈り込まれています。時間がかかることと、剪定技術を伝えるのが難しいのではないかと思われます。
山奉仕では基本的に、カイヅカイブキはバリカンや刈り込み鋏で刈り込まずに、剪定鋏を使って剪定しています。山奉仕では「植物にも人にも親切丁寧」をモットーに作業しています。カイヅカイブキの剪定にはとても時間が掛かりますが、その分びっくりするほど綺麗になります。
こちらのご主人は「カイヅカイブキの生け垣がカッチリ四角いのはホントやないんやぞ。ウチみたいにフワフワッとしとらなあかんのやぞ」と奥さまに自慢されているそうです。
カイヅカイブキの剪定 こんな風に優しい印象の木なのです。 |
枯れ枝もしっかり取り除きます。 とても時間がかかります。 |
こちらは別の現場の長年放置されたカイヅカイブキ 残念ながら大きくなりすぎて伐採されることになりました。 |
2023年11月7日火曜日
剪定(刈り込み)講習
恵那市民講座 剪定(刈り込み)講習です。
かつてはこの地域にはたくさんの庭師さんがいて、お父さんもおじいさんも庭木の剪定をしていました。
しかし、今では立派な庭がありつつも、庭木の手入れをする職人が極端に少なくなってしまいました。
今も剪定の依頼はひっきりなしです。山奉仕でも職人を育ててはいますが、職人が育つには少なくとも3年はかかります。職人が育つスピードに需要が全く追い付いていません。
草刈りや刈り込みだけでも市民の皆さんに、ご自分でやっていただこうと思って、この口座を始めました。
春から夏は草刈り講習、秋から冬は刈り込み講習をやっています。
恵那市在住・在勤の方は恵那市民文化センターまでお問合せください。初心者の方向けの講座です。植物の生育に則った剪定方法や、道具の使い方を教えています。
文化センターのツツジの刈り込み |
2023年10月31日火曜日
岐阜県恵那市オンライン講座 「プロから学ぶ草刈り講座~準備編~」
岐阜県恵那市オンライン講座「プロから学ぶ草刈り講座~準備編~」が、公開されました。
里山暮らしの第一歩は何をさておき「草刈り」からです。
その草刈りは、準備が何より大切です。
「きれいに、早く、楽に」草刈りをするにはどうすれば良いのか?
11月末に「実践編」が配信されますが、その前にこちらをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=HiiNaZwcKTk2023年8月24日木曜日
シラカシ・チャボヒバ剪定
久しぶりの投稿です。あまりに多忙なため投稿できませんでしたが、4月に入ったメンバーが5ヶ月経過して徐々に戦力となり、少し余裕ができてきました。
恵那ではこれからも高齢化と人手不足のため、庭師の仕事は需要過多の状態が続きそうです。
そんな中、新規のお客さまの剪定の仕事を受けました。何年か放置されていた庭ですが、手遅れになる前に、まだなんとか回復可能な状態でした。施主さん曰く、「なるべく小さくしてほしい」という要望でした。
シラカシ施工前 |
シラカシ施工後 |
2023年3月27日月曜日
2023年3月26日日曜日
畑の枯れ木 伐根作業
枯れた梅の木、畑の中で邪魔になっているということで、伐根の依頼です。根本周で20cm弱です。